フランス映画祭2013 二日目。

大いに盛り上がってるフランス映画祭2日目。
今日も自己満足的ダイジェストでお送りします。

午前中、短編集からスタート!

マチュー・イポー監督、せっかく来日してるのに
Q&Aはなしで、上映前挨拶のみでした。
所作を見ていると、この人ももしかして…と思ったり。

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マチューはマチューでも
アマルリックなマチューの監督作品『次で最後(63年秋)』もありましたが
アートセンスのない私にはさっぱり響いてきませんでした。

イポー監督のサイン会。
監督のデビュー作が「La Noyée」で
ゲンスブールの同名タイトルの曲が使われていたこと、質問できました!
ゲンスブール大好きなんだって☆

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つづいて「わたしはロランス」上映。
DVDで見ていたのですが、台詞が多かったので
今回は字幕で確認する感じで。

ただ、やっぱりスクリーンで見ると感じるところも違った。

まず作品の「分岐点」。
コーヒーもショコラも砂糖がなければダメだったのに
ロランスがカミングアウトしてから、食卓の砂糖が何ヶ月経っても全然減らなくなった。
あんだけ画面一杯に映し出されてるのに、DVDだと普通にスルーしてた。
飛行機で観る映画然り、やっぱりスクリーンで見ないとだめね。

さ、そしてロランスの母親役・今年のフランス映画祭団長の
ナタリー・バイさんの登場です。
今日のワンピース、この形といい丈のバランスといい、大好き!!

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驚いたのが、結構な量の写真を撮ったんですけど
ブレてる写真を除いて全部笑顔だったこと!

終止口角をきりっとあげて笑顔だったナタリー母さん。

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話している人の方向に視線だけでなく体の向きを合わせたり、
日本語で何言ってるかわかんないだろうに笑顔。

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横顔からしても口角があがってるのがわかって、
女優魂というか、この人はこうしてずっとずっと周りの人を幸せにしてきたんだろうなー、と
ふと泣きそうになってきた。

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サイン会でも終始笑顔。
「ナタリーさん☆」と呼びかけたらこの笑顔です。
ああ。かわいい。

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なんとサイン会、トリュフォーの直筆サイン入りポスターご持参されてる方が!!
あの人が帰り道で強盗されていないか要らぬ心配。

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つづいて「ローラ」。
フランス映画祭としては初?の旧作上映です。
デジタル修復完全版。

上映後には秦早穂子さんのトークショーが。
これがまた50年前の貴重な情報盛りだくさんで
豪華フレンチフルコースいただいた後の満足感が。

秦さんいなかったらフランス映画の普及ってどうなってたんだろー

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ドヌーヴ×ドゥミ×ルグラン コンプリートDVD-BOX(7枚組)

そして最後にクロード・ミレール遺作の『テレーズ・デスケルウ』。
救いようがないね…
なおちゃんと落ち合うことができたけど、
二人してズドーンとした重たい気持ちを引きずってしまったよ。